SONY EマウントのVLOG動画向けに最適なズームレズを考える
非常に悩ましいカメラのレンズ。そして、動画向けのレンズとなると、写真と兼用を考えると中途半端になったり、広角側のレンズが主役であったり。そして、なにより、価格が高い!
多くの人が、まずは単焦点レンズを購入し、動画や写真を楽しむことから始めていると思います。
そして欲しくなるのがズームレンズ。SONY純正で考えると10万円~20万円以上と非常に高額。
個人的には、焦点距離20mmから50mmぐらいのズームレンズが欲しかったです。
今回は、SONY FE PZ 16-35mm F4 G SELP1635G VS TAMRON 20-40mm F/2.8 Di III VXD (Model A062)を徹底検証したので、その検証内容を記事化しております。少しでも気になった方は、是非フルバージョンの動画をご視聴下さい!
- 00:00 オープニング
- 00:50 SONY SELP1635G VS TAMRON Model A062
- 02:24 現時点の実売価格について
- 03:31 検証項目一覧と比較方法
- 04:15 比較1:Size and Weight(大きさ、重さ)
- 05:10 比較2:Feel of a material(質感)
- 06:09 比較3:Operability(運用性(操作性、防塵))
- 07:55 比較4:Angle of view(画角)
- 09:28 比較5:Aperture(F値(ボケ、暗所))
- 10:25 比較6:Sharpness(解像度)
- 12:05 比較7:Focus tracking(フォーカス追従)
- 12:36 比較8:Breathing(ブリージング)
- 14:17 SONY独自1:インナーズーム
- 15:15 SONY独自2:パワーズーム
- 16:47 SONY独自3:アクティブ手振れ補正
- 17:33 総合評価
SONY FE PZ 16-35mm F4 G SELP1635G VS TAMRON 20-40mm F/2.8 Di III VXD (Model A062)スペック比較
今回の比較対象のSONY SELP16.5GとTAMURON Model A062のスペック比較表を載せておきます。参考に、動画撮影で多くの人が使っているSEL20F18Gのスペックも併記しておきます。
製品名 | 20-40mm F/2.8 Di III VXD (Model A062) | FE PZ 16-35mm F4 G SELP1635G | FE 20mm F1.8 G SEL20F18G |
メーカー | TAMRON | SONY | SONY |
実売価格 | 約8万円 | 約14万円 | 約13万円 |
焦点距離 | 20~40 mm | 16~35 mm | 20 mm |
F値 | 2.8 | 4 | 1.8 |
最短撮影距離 | 0.17m(WIDE)/0.29m(TELE) | 0.28m(W)/0.24m(T) | 0.19m(AF時)/0.18m(MF時) |
防塵 | ○ | ○ | |
防滴 | ○ | ○ | ○ |
フィルター径 | 67 mm | 72 mm | 67 mm |
最大径x長さ | 74.4×86.5 mm | 80.5×88.1 mm | 73.5×84.7 mm |
重量 | 365 g | 353 g | 373 g |
評価結果と評価項目
分かりやすく各比較項目に対して、評価点数をつけて評価を実施しました。そして、SONY純正機能部分を加点として、総合得点を出して比較しました。
点数をつける部分は、人それぞれであり、この記事を見ている人が、それぞれで点数をつけて、評価して頂ければと考えております。
大きさ、重さ | Size and Weight | 10 | 10 |
質感 | Feel of a material | 8 | 7 |
運用性(操作性、防塵) | Operability | 7 | 6 |
画角 | Angle of view | 7 | 8 |
F値(ボケ、暗所) | Aperture | 6 | 8 |
解像度 | Sharpness | 8 | 7 |
フォーカス追従 | Focus tracking | 8 | 8 |
ブリージング | Breathing | 8 | 8 |
SONY独自の機能について
電動ズームなどSONYのSELP1635Gのみが提供する機能があります。この中で、少し気になっていたのが、インナーズームです。確かにジンバル撮影を考えると、インナーズームであると、重心があまり動かなさそう。そこで、タムロンのレンズを使って、DJI RS3 miniを用いて、バランスのテストを実施しました。結果は、レンズが伸びた状態、格納された状態でもバランスは保てており、リバランスは不要でした。確かに、広角側のズームレンズであり、そんなに長く伸縮するものでもないので、納得なのですが、実験してみて知れた面白い内容となりました。
結論
私がどちらのレンズを買ったのかは、動画内に出てくるのですが、2つの実機を用いたテストの前に、タムロンの20-40mm F/2.8 Di III VXD (Model A062)のみを用いて検証した動画を作成しました。
そして、その中でタムロンのレンズが非常に優秀ということを知り、今回のSONY FE PZ 16-35mm F4 G SELP1635Gも実機を入手した、ガチ比較を実施しました。
よろしければ、最初に作成した動画も、見てい頂けると、参考になる部分があると思います。(出来る限り重複する内容がないようにしております)
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